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ただ求められているものが変わっただけだと思いますよ

文庫がかなりの危機に直面しているようですね。文庫の販売額はここ10年で4分の3にまで減少したそうです。
やはりスマートフォンの普及によって文庫を買わなくとも何かしらの形で同じような趣味を持てたり、そもそもが時代とともに趣味の種類が増え、既存の媒体などに依存する事が減ったのが原因じゃないかと思います。
結局趣味として選べる物が倍に増えれば単純に1つの趣味は半分の人しかやらなくなりますからね。そういう感じだと思います。

それに加えてテレビや本といった業界は今までここまでの危機に直面した事がなく、危機意識が薄いのではないでしょうか?
そのせいで本格的に大変な時期にやっと手を打ち出す悪循環にはまっている気がします。「図書館での貸し出しをやめてもらいたい」という趣旨の発言もありましたがそれはまさに読み間違えというか、時代を認識できていないが故の言葉だと思います。

今も昔も人間の遺伝子としてはそう変わりません。それなのになぜそれほどまでに違うのかそれを考えれば原因はそこではない事がすぐに分かります。
古いものが生き残るにはそれ相応の価値が必要です。今までに廃れた文化なんて恐らく山のようにあります。
生き物の進化論と同じで時代に適応出来た物だけが生き残り、いくら強くても弱くてもそれは長く生き残る事とは少し違うという事だと思います。

文化を手にしない人、文化を残したい人、それぞれが正解で答えが無いのがこういった問題だと思います。